アメリカのクレカでJALマイルを貯める完全ガイド|駐在員のマイル戦略
「アメリカに住んでいても、JALマイルって貯められる?」「日本に帰る時にビジネスクラスで帰りたいんだけど、現実的?」
答えはYES、しかも想像以上に効率よく貯められます。アメリカ発行のクレジットカードからJALマイルへの移行ルートを理解すれば、駐在中の日常の買い物がそのまま帰国フライトになります🍑✈️
1. アメリカからJALマイルを貯める全体像
まず大前提として、アメリカにはJAL直接発行のクレジットカードは存在しません(日本のJALカードはアメリカでは使えない)。
ではどうするか? 答えはアメリカ発行カードのポイントをJALマイルに移行することです。具体的な経路は以下の3つ:
ChaseはJALへの直接移行パートナーではありませんが、British Airways(BA)のAviosを経由することでJALマイルに移行できます。BAとJALはoneworld同盟加盟で相互移行が可能(1 Avios = 1 JALマイル)。
2. JALマイルへの移行ルート完全解説
🥇 ルートA:Chase UrポイントからBAを経由(最もポピュラー)
Chase Sapphire PreferredやChase Freedom UnlimitedのUrポイントを、British Airways Executive Clubに移行し、そこからJALマイルへ移行します。
| ステップ | 内容 | レート |
|---|---|---|
| ① | Chase Ur → British Airways Avios | 1:1(等価) |
| ② | British Airways Avios → JALマイル | 1:1(等価) |
| 総合 | Chase Ur → JALマイル | 実質1:1 |
レートが1:1で損がない。Chase Sapphireは食事・旅行3x還元なので、効率よくポイントが貯まる。手続きもオンラインで完結できる。
🥈 ルートB:Amex MRポイントからBAを経由
Amex Gold CardやAmex Platinum CardのMRポイントも、British Airways Aviosに移行できます。
Amex GoldはレストランとスーパーでMRポイントが4x貯まるので、食費が多い家族には特に効果的です。
🥉 ルートC:Citi AAdvantageからJALへ(コードシェア活用)
厳密にはマイルの移行ではありませんが、Citi AAdvantageカードで貯めたAAマイルはJALとのコードシェア便に使用可能です。JALマイルに「移行」するわけではありませんが、日本路線のフライトに使える点では実質同等の効果があります。
3. JALマイルを最も効率よく貯められるカード3選
Chase Ur → British Airways Avios → JALマイルの経路で実質1:1移行。食事・旅行3x還元なので、外食や出張が多い駐在員には特に向いています。Chase 5/24ルールに注意しつつ、まず確保すべき1枚。
食費・スーパーで4x MRポイントが貯まり、BA Avios経由でJALマイルへ。家族5人分の食費が月$1,500あれば年間72,000MRポイント=72,000JALマイル相当が食費だけで貯まります。Chase Sapphireとの組み合わせが最強。
Capital OneマイルはJALに移行可能ですが、移行レートが0.75:1とやや不利。ただしすべての購入2xなので手軽に貯まる。メインカードというよりサブとして活用するのが◎。
4. 具体的な移行手順(Chase UrポイントをJALマイルへ)
👉 britishairways.com でExecutive Clubに無料登録。会員番号(Executive Club Number)を取得する。
Chase.comにログイン → 「Ultimate Rewards」 → 「Transfer to travel partners」 → British Airwaysを選択 → 移行先の会員番号を入力 → 移行するポイント数を指定 → 確認。通常24〜48時間でAviosが反映される。
日本のJALマイレージバンク(JMB)のアカウントが必要。すでに持っている方はそのまま使用可能。
British AirwaysのExecutive ClubとJALマイレージバンクの間でAviosとJALマイルの相互移行が可能。BAのサイトまたはJALのサイトから手続きできます。レートは1 Avios = 1 JALマイル。移行に数日かかる場合があります。
- 移行は一方通行です。JALマイルに移行したUrポイントは戻せません
- JALマイルの有効期限は36ヶ月(ただし取引があるたびにリセット)
- 移行は1,000ポイント単位が多いです
- 移行レートや条件は変更される可能性があるため、必ず公式サイトで最新情報を確認してください
5. 貯めたJALマイルの活用法
帰国フライトに使う(最もオトク)
JALマイルの最大の使いどころは帰国フライトの無料化・アップグレードです。
| 路線・クラス | 必要マイル数(目安) | 時期 |
|---|---|---|
| ニューヨーク/シカゴ → 東京(エコノミー) | 30,000〜40,000マイル | ローシーズン |
| ニューヨーク/シカゴ → 東京(ビジネス) | 55,000〜70,000マイル | ローシーズン |
| アトランタ/マイアミ → 東京(エコノミー) | 35,000〜45,000マイル | ローシーズン |
| ファーストクラス(片道) | 80,000〜100,000マイル | ローシーズン |
※マイル数は時期・路線・空席状況により異なります。必ずJAL公式サイトで最新情報をご確認ください。
家族5人でエコノミー帰国の場合:約40,000マイル × 5人 = 200,000マイル必要。月3万円の食費をAmex Goldで支払うと年間144,000MRポイント。Chase Sapphireでの旅行・食事分も合算すれば、2〜3年で家族全員の帰国フライト代をマイルで払える現実的な目標になります。
アップグレードに使う
すでにエコノミーのチケットを購入した場合、追加マイルでビジネスクラスにアップグレードするのも賢い使い方です。特に長距離路線(米日間14〜16時間)では効果が大きい。
6. ANA派の方へ:ANAマイルルートとの比較
ANAマイルもアメリカ発行カードから貯められます。実はJALよりも移行ルートが多く、直接移行できるパートナーも豊富です。
| 比較項目 | JALマイル | ANAマイル |
|---|---|---|
| 直接移行パートナー数 | 少なめ(BA経由が主) | 多い(Chase・Amex直接) |
| 移行レート | 1:1(BA経由) | 1:1(直接) |
| 移行の手軽さ | BA経由で一手間あり | 直接移行できて簡単 |
| 必要マイル数 | JAL基準 | やや少なめな路線も |
| 日本路線の充実度 | 充実 | 充実 |
移行の手軽さという点ではANAマイルに軍配が上がりますが、JALマイルも十分に効率よく貯められます。どちらの航空会社が好みか、路線の使い勝手で選ぶのが一番です。